横山中1年の塾生諸君へ

横中の1年生は、「家庭学習ノート」なるものが日々、学校から課せられています。

主に、その日に学校で習ったことの「ノートまとめ」が指示されているようです。「家庭学習のすすめ」というプリントに載っている見本もノートまとめですね。

うちの横中1年生は皆まじめですので、非常に丁寧に取り組んでいます。1ページにかなり時間をかけている子もいます。

でも、ここで、諸君に注意してもらいたいことがあります。
それは、「ノートまとめ」自体は勉強ではないということです。


ノートにまとめたものを覚えたり、問題を解いたりすることが勉強なのであって、ノートまとめは勉強の一歩手前、勉強の「準備」でしかありません。ノートをきれいにまとめて、勉強した気にならないでくださいね(それはただの自己満足ですよ)。


だから、(諸君のノートまとめにケチをつけるようで恐縮ですが)ノートまとめに時間をかけすぎることはあまり賢明ではないのです。

また、あまりにも丁寧すぎるノートまとめだと、それが長続きしないおそれがあります。大事なのは継続させることです。長続きできるくらいの丁寧さで十分です。

目安としては1ページが30分くらいで仕上がるぐらいで十分でしょう。1ページに1時間以上かけるのは少し考えものです。




念のため、言っておきますが、丁寧であることは決して悪いことではありませんよ。
ただ、私が言いたいのは、よき具合で「力を抜く」のも必要だということです。

 「手を抜く」のではく、「力を抜く」んです。

そういった「力の抜き方」もこれから身につけていきましょう。

家庭学習ノートは30分、40分くらいで仕上げて、その分、問題演習に時間を使いましょう。大量の問題演習を通じて、学習した内容を定着させていきたいです。 






まあ、それでも、毎日欠かさず丁寧に家庭学習ノートに一生懸命取り組む諸君を私は誇りに思います。
塾生が真剣に学校の課題に取り組むのは、塾長として本当にうれしいことです。(←最後にちょっといい人ぶってみた)