当塾の塾生の通うだいたいの中学校で、期末テストが終わりました。
今は、テスト返却の最中だと思います。すべてのテストが返却されたら、「テスト結果記入表」に得点を記入して、私に提出してください。

もちろん、テストの点数は個人情報ですので、無理に教えろとは言いません。でも、隠しても何のメリットもないと思いますよ。

テスト結果を回収する中で気づいたのですが、うちの塾生は英語と理科が得意な子が多いですね。満点や1、2問ミスの子もチラホラいます。理科が得意というのは、「ド文系」大学出身の塾長の塾としては、驚きの結果です。

今回の期末テストで5教科450点をオーバーしているのは、中1~中3の塾生全14名中、今のところ、わずか3名だけです。うちの塾もまだまだですね。でも、400点以上をとれる子が増えてきました。300点台前半や200点台だった子が400点をとれるようになるのは本当に大きな成長です。

当塾の目標は、塾生全員が450点以上をコンスタントにとれることです。学校のテストで450点をとることは、生まれもっての才能や資質の問題ではありません。

「準備」と「反復」。

この2つが450点の壁を超えるために必要なことです。


まだ300点台でくすぶっている中1と中2の子は、1つでもいいので得意科目をつくってみましょう。

「英語はダメだけど、数学には自信がある」みたいな感じでもいいんです(特に中1と中2のうちは)。いきなり450点を目指してもそう簡単にはとれませんよ。

たしかに、上位の都立高校を目指すのであれば、「苦手教科がないこと」が求められますが、それは中3の受験期までにそうなっていればいいんです。中1・中2のうちは、1教科でもいいので、90点以上をとれるようになりましょう。90点以上をとれる科目が1つでもあると、勉強そのものに対する自信につながります。この「勉強そのものに対する自信」が相乗効果をもたらしてくれることがよくあります。


あと、点数がかんばしくない子に言いたい。

あなたの点数は、あなた一人で背負うべきものではありません。
あなたの点数は、あなたの点数であると同時に、私の点数でもあるのです。また、(失礼を承知で言えば、)それは、あなたの親御様の点数でもあります。



もしあなたがちゃんと努力をしたのであれば、たとえ良い結果でなくても、誰もあなたを責めません。勉強に限らず、精一杯努力しても結果が出ないことはいくらでもあります。だから、「勉強しても点数が悪い自分はバカだ」などとは決して思わないでほしい。


人生において、「マジでがんばらなくちゃいけない時」が何度かあります。
そのいざというときに、ちゃんとがんばれるように、今のうちから「がんばる」という経験を積んでおくのですよ。それが、一生懸命に勉強をがんばることの意義です。